いつまでも青く、枯れても青く ~ご案内~

ブログ「いつまでも青く、枯れても青く」は、2006年2月より開始したブログで、管理人のそれまでの過去の日記やブログを統合しています。
   Part1:2001年05月~2005年07月 【日記のススメ「気まぐれ日記」】(2005年6月6日から2005年7月21日までの日記は紛失)
   Part2:2005年07月~2005年12月 【ブログ「モデラーな日々」】
   Part3:2006年02月~現在     【ブログ「晴れたり曇ったり」、2006年8月に「いつまでも青く、枯れても青く」に改題】
   2011年7月15日に、鉄道模型関係をブログ「Enjoy!鉄道模型!」に移行。
   2014年7月10日に、お気に入り写真のブログ「気ままなカメラ散歩道」を開設。
   2018年2月18日に、「Enjoy!鉄道模型!」と「気ままなカメラ散歩道」を統合。(順次統合)
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Warachan

Author:Warachan

    生息地:愛知
    年 齢:60代前半
    性 別:オヤジ
    趣 味:模型製作、カメラ、
        オーディオ、
        クルマ、パソコン

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07/04(日)  新緑の京都ぶらり旅・その2 ~衣笠・きぬかけの路を歩く~

二日目(6月27日)の京都は、雨も上がり一日目のように傘をさしての不自由さからは解放されそうです。

浅田次郎の「活動寫眞の女」より。

   法金剛院は、かつて隆盛をきわめた洛西ハリウッドのただなかにあった。
   太秦からも双ヶ岡からも、等持院からもほど近く、昔はしばしばロケに使われたものだと辻老人は言った。
   ・・・・
   ----突然、僕らの目の前に極楽浄土の光景が開けた。
   「うわあっ、きれい!」
   と、早苗が素頓狂な歓声を上げた。
   広い池の面を、両掌をかざしたほどの大輪の蓮の花が被っていた。
   ・・・・
   「まるで、極楽ですね」
   「そや、極楽やね。もみじも桜も浮世のものやけど、こればかりは極楽や」


この小説を読んだのは2年半前くらいですが、ずっとこの一節が頭の中に残っていました。
次に京都に行く機会があれば、ぜひ行ってみたい。
そしてできるならば、極楽浄土の光景が見たい。

二日目は、その法金剛院からスタートです。

京都駅から、33番線というJR嵯峨野線(山陰線)の終端ホームから亀岡行の普通電車に乗ります。関西ではおなじみの221系車両です。西に向かった電車は、京都駅を出るとしばらくして北に方向を変えます。その時に左側に梅小路蒸気機関車館があり、旧二条駅の駅舎を使った時代を感じさせる入口がちらりと見えます。写真を撮ろうと身構えていたのですが、手前の木々の緑に邪魔されてうまく撮影できませんでした。機会があれば実際に行ってみたい場所です。

大きな木造トラスで覆われた二条駅を見て、さらにひとつ駅を過ぎると目的地の花園駅です。駅を出るとあまり人もいなくて観光地然していません。丸太町通を嵯峨野線に沿って西に歩いていくと、道の反対側に法金剛院の表門が見えてきます。

法金剛院というお寺は「活動寫眞の女」で知ったのですが、歴史を調べてみると、今はこじんまりしたお寺ですが待賢門院(藤原)璋子のお寺という歴史のある由緒あるお寺です。待賢門院璋子は美人で有名で、白河法皇に見初められ養女となり寵愛も受けていたといわれています。鳥羽天皇の后になっても白河法皇との不倫を続けていたり、他にもいろんな男性と交流があったそうです。平家が隆盛をきわめる元となった保元の乱で敵味方で争うことになる崇徳上皇と後白河天皇の母としても有名です。(この争いの一要因に、崇徳上皇の本当の父親が誰かという問題があったとも言われています。)

白河法皇が亡くなると後ろ盾が亡くなり、鳥羽天皇にも疎まれ、出家したのがこの法金剛院なのです。

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JR嵯峨野線 普通亀岡行 221系
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法金剛院・表門
拝観料を払って中にはいると、鉢に植えられたたくさんの蓮と、その背景には色とりどりの紫陽花が目に飛び込んできます。奥には池があって、その水面一面には蓮の葉が覆っています。残念ながら少し時期が早くて、極楽浄土の光景には遭遇しませんでしたが、蓮や紫陽花を歩きながら眺めているだけで心落ち着くとてもいい場所です。法金剛院に着いたのは10時半少し前でしたが、ここを後にしたのは12時と、実にここだけで1時間半以上も楽しんでいたことになります。

来ている人は、観光者ばかりではなく地元の方もいらっしゃるようで、そういうおじさんが、「昨日はこの花が綺麗に咲いていた」とか「この紫陽花が珍しい」とか「奥に滝(青女の滝)があるから見ておいたほうがいい」とか、いろいろと教えてくれました。

ここには、待賢門院璋子に使えていた女房の待賢門院堀河の和歌「長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思へ」の歌碑もありました。百人一首80番の歌で、恋人との情事のあと、恋人の心を計りかねて乱れた黒髪のように心乱れて思い悩んでしまうという歌です。待賢門院璋子もなかなか艶やかな女性ですが、待賢門院堀河も過激な歌を詠むものです。意味を知ると、この歌碑もなんとなく身近に感じられる気がするのは私だけでしょうか。

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法金剛院・中門
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礼堂からみた蓮と紫陽花
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紫陽花
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苑池
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待賢門院堀河の歌碑
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仏足石(お釈迦様の足の裏と転法輪)
きれいな花をアップで撮影しました。記録のためのような撮影の仕方で、全然芸術的ではないですけど・・・。

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紫陽花(ウズ)
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紫陽花
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紫陽花
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紫陽花(ヤエカシワバ)
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紫陽花
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紫陽花
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蓮(ミセス・スローカム)
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蓮(ミセス・スローカム)
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蓮(ミセス・スローカム)
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蓮(桜蓮)
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沙羅双樹
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睡蓮
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睡蓮
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蓮の葉の上の水滴
法金剛院でけっこう満喫してしまったのですが、せっかくですので、この付近のお寺に行こうと思います。まずは仁和寺です。

仁和寺は、宇多天皇によって建立されたお寺です。ずっと皇室出身者が門跡を務めたお寺なので、皇室の雰囲気や贅沢な感じが随所に感じられます。このお寺も世界遺産に登録されています。

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仁和寺・仁王門
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仁王門から中門を見る
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御殿入口
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宸殿
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右近の橘、左近の桜
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中門
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中門から仁王門を見る
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金堂
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御影堂
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五重塔
仁和寺は見ごたえのあるお寺でした。今回は時期ではないので写真にはおさめられませんでしたが、御室桜の咲いている中での景色もまたすばらしいと思います。一日目のインクラインもそうですが、いつかは桜の旬な時期に来てみたいものです。

次は龍安寺に行きます。

仁和寺から龍安寺までは「きぬかけの路」ですから歩いてみることにします。横をバスが通り抜けていきますが、気にせずに緩やかな坂を登り続けます。「?のみち」は、行ってみるとどうってことない道であることが多いのですが、「きぬかけの路」もそんな道です。でも、一部分は竹林に囲まれて石碑もあって雰囲気があります。こういう場所も行ってがっかりしたり、予想に反してよかったり、そういうのが楽しいので、まずは行ってみることにしています。

ちなみに「きぬかけの路」と呼ばれる所以は、宇多天皇が真夏の衣笠山に白い絹をかけさせて雪景色に見立てて風流を楽しんだというところからきているらしいです。

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きぬかけの路 石碑
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きぬかけの路(仁和寺側から龍安寺側を見る)
龍安寺は有名なところなので、過去に来ているかも知れません。でも、忘れてしまっています。若い頃は自分から京都に行きたいと思ったこともありませんでしたし、連れてきてもらっても全然興味なかったですからね。

そういう記憶ですので、龍安寺のイメージは「石庭」のみ。来てみてこんなに広いお寺だと初めて知りました。「石庭」は龍安寺の魅力のごく一部、私は庭園の方が味があって好きです。なんといっても緑が美しい。これがすべて紅葉したところを想像すると、絶対にその頃また京都へ、と思ってしまいます。ちなみに龍安寺も世界遺産です。

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龍安寺・山門
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鏡容池の睡蓮
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庫裡
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石庭
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弁天島から見た鏡容池
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弁天島
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庭園の緑
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庭園の緑
さて次ですが、ここだけは京都に来ても行くことはなかったと思っていた金閣寺です。ここまで来たのですから、金閣寺はすぐそこ。何を言うにも見ておくことが重要ということで、「ついでに」見ておくことにしました。

金閣寺はご存知の通り、正式名称は鹿苑寺。もちろん、世界遺産です。

金閣寺の中心の金閣(舎利殿)は昭和25年に消失しており、現在のものは復元されたものですが、確かに鏡湖池を前にした金閣は美しいです。とても絵になります。たぶん四季折々の表情も味があるのでしょうね。この美しさの魅力だけは認めないといけません。

でも、裏に回ると興ざめのケーブルが見えていたり、どうしても、ハリボテのような印象を受けてしまいます。外観あって中身なしのような印象です。そこが残念な気がしないでもありません。

金閣寺の拝観は、順路に沿って山を登らされて大変です。途中に龍門滝、白蛇塚、夕佳亭など見るべきところはありますが、金閣を見たいだけの人や健康に自信の無い人はもう少し簡単に見て帰ることができればいいのにと思ってしまいます。私が知らないだけで、そういうルートもあるのかも知れませんが。そして順路の最後である不動堂のところはお土産販売所となっています。活気があっていいのですが、じっくりと落ち着いて拝観というのではなくて観光客をエスカレータ式に流して最後はお土産を買わせてという、情緒も何もあったものではありません。そういうところが、金閣寺は他の寺社に比べて異質に感じるのかも知れません。(京都経験少ない私の独断ですので、間違いがあるかも知れませんが)

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鹿苑寺・総門
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鹿苑寺・金閣(舎利殿)
最後は、いつものように、おみやさんの飛び石探しです。

今回は、めぼしをつけてあります。鴨川、および賀茂川の飛び石は何ヶ所かあるとわかったのですが、おみやさんのラストシーンで出てくる飛び石は、ひとつの石が小さい、飛び石の間隔が狭い、後に川の段差があるという特徴があります。その特徴を満たしている飛び石は、賀茂川の北山橋と北大路橋の間にあるものだと確信して見に行くことにしました。そしてできることならば、その飛び石を渡っている写真を誰かにお願いして撮ってもらいたい、そう期待して北大路橋に向かいます。

北大路橋から賀茂川湖畔に降りて北に向かって歩きます。右手には京都植物園が広がっています。かなり歩いてもそれらしき場所が見えないので、通りすがりのおじさんに聞いてみました。
「すいません。ちょっと教えていただけますか。このあたりに飛び石ってありますか?」
「ああ、あるよ。ほら、あの川に降りる階段のあるところ。」
「ああ、あそこですね! ありがとうございます。」
目を輝かせて行こうとする私に、そのおじさん、非情なことばを浴びせます。
「昨日の雨で増水して、渡れないよ。」

ガビーーーン!!!!

急いで飛び石のところに行って・・・呆然。

ということで、せっかく目的の飛び石に出会えたのに、渡っている写真どころか渡ることさえできずに戻ってきました。がっかりではありますが、こういうことがあるから旅はやめられません。思い出がより個性を帯びて忘れられないものになるのです。次回はいつ来る事ができるかどうかわかりませんが、この飛び石にはぜひ次回リベンジしてみたいと思います。

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北大路橋から賀茂川に降りる
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増水で渡れない・・・茫然自失の飛び石
二日目に歩いたルートと距離です。合計約7Km。一日目の約9kmとあわせて二日で16Km歩きました。いい運動にもなりましたし、とても楽しく充実したぶらりひとり旅でした。

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花園駅~法金剛院
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仁和寺~龍安寺
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金閣寺
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北大路駅~北山駅
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