今日は、ヴェルファイアの納車日。
天気もお日柄も良く、まさに納車にふさわしい朝でした。

今までのアルファードと、形も色も同じなので、クルマに興味の無い人が見たら、車が変わったことに気がつかないかも知れません。それほど、見た感じの印象は同じ。もちろん、よく見ればフロントの顔つきはまったく違うんですけどね。以下、アルファードと記述しますのは、先代アルファードのこと(現行アルファードの意味ではありません)として読んで下さい。
さて、乗って走ってみた感想ですが、アルファードよりも走りが上質になっています。アルファードは、アクセルの反応が少し過敏で、高級車になりきれない部分を感じましたが、ヴェルファイアは高級車の反応にかなり近くなっています。私の好みです。
心配だったCVTですが、まったく嫌なクセはありません。1000回転をキープしながら徐々に加速していく感覚はATだったアルファードにはない感覚ですが、これは最近エコ運転を心がける私にピッタリで、心地よさを感じます。全体的にアルファードよりも低回転で、アイドリングは700回転、スタート時に1500回転に一時的に上がるだけで、あとは無理な運転をしないかぎり、1000回転から1200回転あたりでタコメータの針は静止しています。
そういう走りですので、今日は街中を80kmくらい走りましたが、インフォメーションディスプレイでは燃費は9kmを越えています。たぶん、アルファードよりも燃費は良さそうな感じがします。
乗り心地は、アルファードに比べると少し過敏ですが、曖昧さの取れたしなやかさという印象です。やや過敏と感じるのは、50インチタイヤが影響しているのかも知れません。
静粛性も格段にアップしている点です。アルファードも静かでしたが、エンジン回転が少し上がるとがさつな音が少し聞こえてきて、高級感を損ねていましたし、ロードノイズも気になりましたが、ヴェルファイアはかなり騒音や嫌な音は抑えられています。
オーディオは、オーディオレスの8スピーカにアルファード時代に使っていた販売店純正オプションの富士通テン製HDDナビNH3T-W56を接続ですが、アルファードのスピーカーに比べて中高域が非常にクリアで力強く感じます。アルファードの音もかなり良かったのですが、長く聴いていると、繊細さが線の細い音に感じられて、いつの頃からか物足りなさを感じていたのですが、ヴェルファイアの中高域のしっかりした音はクリアでバランスがとれており、いつまでも聴いていたい気持ちにさせてくれます。このスピーカもNH3T-W56のバーチャルサラウンドとDSPは音のクリア感を損ねますので、すべてOFFにした方がよいでしょう。
あまり好きではなかった内装デザインも、明るい感じのアルファードに比べて重厚感を感じる落ち着いた雰囲気で、今は気に入っています。このプラチナエディションの内装木目が艶有りなのが、大きく印象が変わったポイントです。
ということで、やはりクルマは進化しています。同じクルマでも3年乗ったものと全くの新車だと乗り味も違います。気に入ったクルマを長く乗るもの楽しいですが、3年後ごとに進化を実感するのも楽しいと思います。
今回の3年リース乗り換えの費用収支の費用概算は次の通りです。
・支払相当額 約500万円
(ヴェルファイア購入費用、アルファード3年リース買取費用、付属品、諸費用、リース金利など)
・入金相当額 約450万円
(ヴェルファイア3年リース残価、アルファード下取費、値引き、エコカー新車補助金など)
ということで、差し引き費用3年で50万円ぽっきりとなります。もちろん、乗り換えですから、本来必要な車検費用を差し引くと実質は3年で40万円以下となります。

今回のように、高残価設定のクルマを選ぶ、オプションをつけない、などの鉄則に加えて、エコ減税や買替補助金、今まで乗っていた3年リース車の残価よりも高価な買取などが加わると、3年リースの費用負担が実質50万円という、驚くような少ないお金ですんでしまいました。(実際は、リース費用を3年で120万円ほど支払いますので、手元のお金が70万円増えたということになります。)
このあたりのお話は、
「ヴェルファイア、3年分下さい!」を参照下さい。
距離を走ったら、またレポートなどを掲載したいと思います。
上の写真は、今夜の月です。
昨日は中秋の名月でした。
遠くに住む大切な友人からのメールのタイトルで気づいたのですが、そういや昨夜はアルファードの中の荷物を夜中に出している時に、頭上できれいな月が輝いていました。
一日遅れで今夜、カメラを向けて撮影したものです。