私は目が悪いので、普段メガネを常用しています。
今、使っているメガネはふたつ。
運転用の遠距離専用のものと、日常生活用の遠近両用。
両方とも、
2001年に
「メガネの和光」という名古屋を中心としたチェーン店で10万円ほど出して買ったものです。(当時は、赤札堂のような安いメガネは一般的ではなかったと思います。)
まだまだ新しいメガネという感覚で使っていましたが、もう8年となろうとしているんですね。
そのふたつのうちの遠近両用は、私としては初めてのプラスチックレンズでした。
使い始めて2、3年で表面に傷らしきものが出始めて、買ったお店で見てもらったのですが、
「プラスチックレンズですから、傷は付きやすいのです。これは仕方ないですね。」
と言われて、そんなものかぁと思って、大切にメインテナンスして使うしかないなと思いながら使っていました。
大切に扱いましたよ。
けっして、レンズが汚れても乾いたままレンズは拭きませんでした。
きれいにするのは、風呂にはいった時に顔を洗うのとあわせて念入りにというやりかたをしていました。
でも、その傷はだんだんと広がり、さすがにこれはみっともないし、使っていてもその傷が目に感じるようになってきて使用にも支障が出るようになってきました。そこで、買ったお店に昨日相談に行ってきました。
もちろん、8年も経つものですからね、補償とか無償交換なんかは求めていません。
どうすれば最善の策(再コーティングとか、レンズ交換とか・・・)かをいろいろと話をしたかったわけなんですが・・・
お店の方々は、
「8年前のメガネを今頃そういうこと言われても困る」
という感じで、こちらが困っているということに関しては何も触れていただけない。
とにかく、
「何もできません。」
「仕方がない。」
という一点張り。
もちろん、口調は、「メガネの和光」さんというのはそれなりのお店ですからソフトではありますけど、あまりそれを前面に出されると、こちらも気分がよくありませんので、それが表情や口調にも出ます。
しかも、傷ついてから私がやっていたメインテナンス方法は、プラスチックレンズには逆に悪い方法だったということも、そこで初めて教えてもらいました。プラスチックレンズをお湯で洗うのは熱膨張するので厳禁だそうです。だからどんどん傷が広がっていったそうです。つまり、私の扱い方が悪かったということをおっしゃいます。
「これがプラスチックレンズの取り扱いの注意点です。」
とおっしゃってパンフレットをいただきましたが、今いただいても、それこそ仕方がないことです。購入した時も、初めて傷を伝えた時も、プラスチックレンズの取り扱いについての説明や注意はありませんでした。本当は、そういう時にきちんと説明すべきことですよね。
「私が応対しましたら、そういう説明をさせていただいたのですが・・・」
なんて、お店の対応を店員個人の対応に置き換えて他人事のことのようにおっしゃっるのに、びっくり。
「仕方がない」、「なんの対応もできない」と言い張るのも、お店の防御として当然なのかもしれませんけど、お客が困っている状況というのを、もう少し考慮した言い方もあっていいのかなと感じました。例えば、
「その時は、私どもの説明が不十分で申し訳ありませんでした。でも、この状態ではご不自由でお困りでしょう。ご負担はいただきますが、レンズ交換の費用を提示させていただいてよろしいでしょうか?」
と、少しは今の困っている状況を考えていてくれているなぁと思うような言い方ですね。
まぁ、お店からすると、帰って欲しいクレーマなんでしょうかね。
何しろ、先回も7年半、今回も8年も買い換えない回転の悪い客ですからね。
これならば、赤札堂で安いのを一年ごとに買い換えた方がいいかな。
同じ店で買っている娘たちもメガネの買い替えを考えているようなんですけど、安いのでいいといっているし・・・。
「メガネの和光」というのは、このあたりでは、技術や品質や接客に高い信頼があったのですけど、ちょっとした対応でその信頼って簡単になくなってしまうものなんですね。